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「ん………」


ゆっくりと目を開ける。

見知らぬ天井が真っ先に視界へ入って来た。



「???」


ここどこ?


肘に力を入れてゆっくりと起き上がり、周りを見渡す。



「…………ホテル?」



様々な調度品が、ホテルなんだと教えてくれた。



なんでこんなところにいるんだっけ?



会見が終わって――…ガラスの片付けをしようとしたら――…

陸に怒られて、そのまま寝ちゃったんだ。





ふと…隣を見ると、可愛い寝顔をした陸がいた。

スヤスヤと眠っている。



起こすのも不憫だから、そのままにして静かにベッドから降りた。