「ギャアァァ!!」とお嬢様の悲鳴が聞こえる。
「ナウマクサンマンダ、センダマカロシャダソワタヤウン、タラタカン、マン!」
精神を集中させた霊力は竜巻の如く、あたしの全身からほとばしった。
生き霊になる前に止めなきゃ、大変なことになる!
片手で印を組んだまま、床に落ちていた花瓶の破片を拾い、手首を掻き切る。
「杏っ…!?」
陸の驚く声がするが、無視した。
ポケットから出した呪符に手首から流れ出る血を染み込ませる。
「オンアビラウンキャン、シャラクタン!」
念を込めて呪符を放った。
「縛鬼伏邪、百鬼消除!急々如律令!」
床に座り込むお嬢様の周りを、橙に近い色をした炎が取り囲む。
「ナウマクサンマンダ、センダマカロシャダソワタヤウン、タラタカン、マン!」
精神を集中させた霊力は竜巻の如く、あたしの全身からほとばしった。
生き霊になる前に止めなきゃ、大変なことになる!
片手で印を組んだまま、床に落ちていた花瓶の破片を拾い、手首を掻き切る。
「杏っ…!?」
陸の驚く声がするが、無視した。
ポケットから出した呪符に手首から流れ出る血を染み込ませる。
「オンアビラウンキャン、シャラクタン!」
念を込めて呪符を放った。
「縛鬼伏邪、百鬼消除!急々如律令!」
床に座り込むお嬢様の周りを、橙に近い色をした炎が取り囲む。


