地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ










「なんじゃ?杏樹」





ふらりとお父さんと二人でじいちゃんが会場内に現れた。



「…じいちゃん、お父さん……良いでしょ!?」


神崎家の当主に、許可を求める。



じいちゃん達が、二人で顔を見合わせた。



二人とも“仕方ない”という表情…。




「……三つまでじゃぞ?今の縛魔術が一つ目じゃ」


「じいちゃん、ありがとうっ!!」



じいちゃん達に向けて、ニッコリと満面の笑みを浮かべた。






着物姿のじいちゃんが、両手を広げ…


大きな柏手をひとつ打つ。







すると。




あれだけたくさんいたマスコミの人達の体が、一気に床へ崩れ落ちた。