――祥Side――
『滝本社長…申し訳ありません。もう少し時間を下さい』
「…良いんだよ。私が無理に頼んだことだからね」
『しかし………』
「陸のことかい?…大丈夫だよ、そんなにヤワじゃないからね」
『………………』
そんなに気にしなくても良いのに…。
電話口の相手は、相当優しいため心を痛めているのだろう。
「…それでね、陸と楠財閥令嬢の婚約が決まった」
『……楠社長急がれましたね』
「あのお嬢様が、クリスマスイブに婚約パーティーを開きたいんだそうだ」
『……ということは12月24日ですか?』
「あぁ……その日までには慎重に頼むよ」
『かしこまりました』
静かに通話を切る。
「私の望みは、あの子達に幸せになってほしいだけなんだが……」
現実は甘くないし、簡単にもいかない。
どうしてだろうか…?
『滝本社長…申し訳ありません。もう少し時間を下さい』
「…良いんだよ。私が無理に頼んだことだからね」
『しかし………』
「陸のことかい?…大丈夫だよ、そんなにヤワじゃないからね」
『………………』
そんなに気にしなくても良いのに…。
電話口の相手は、相当優しいため心を痛めているのだろう。
「…それでね、陸と楠財閥令嬢の婚約が決まった」
『……楠社長急がれましたね』
「あのお嬢様が、クリスマスイブに婚約パーティーを開きたいんだそうだ」
『……ということは12月24日ですか?』
「あぁ……その日までには慎重に頼むよ」
『かしこまりました』
静かに通話を切る。
「私の望みは、あの子達に幸せになってほしいだけなんだが……」
現実は甘くないし、簡単にもいかない。
どうしてだろうか…?


