地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ

パパに感謝しないとね。

男達もバカ。

たった数百万のお金で殺害を引き受けるなんて。


まぁ―――…そのお金も一切渡さないけど。

世の中のクズにやるお金なんて、一円もありませんもの。


今頃………パパが手配した奴らに処分されてるんじゃないかしら?


「フフ……良い気味♪」



あの女の学校葬が終わり、屋敷に帰宅した。



「さてと。陸さんと早く婚約しなきゃ………」



パパはわたくしの望みなら、なんだって叶えてくれるの。

『婚約パーティーはクリスマスイブにしたい』と言ったから、今…滝本財閥に掛け合ってくれてる。


滝本社長だって、絶対一般家庭の庶民娘より、楠財閥令嬢のわたくしとの婚約の方が嬉しいに決まってる。



「妃芽お嬢様、ちょっとよろしいですか?」


一人ほくそ笑んでいると、メイドが声を掛けてきた。