《追悼の言葉》が終わると、献花が始まる。
まずは家族から。
その後―――…学園の生徒たちへとなる。
「杏樹……ッ……」
喪服を着た杏のおふくろさんが、ボロボロと大泣きし、親父さんに支えられながら杏の遺影に献花をした。
D組の女子生徒たちは、ハンカチで目元を押さえながら、杏の遺影に献花をするため長い列をつくる。
「せっか…く仲良くなれた…のに…っ……」
「杏樹ちゃん……会いたいよぉ………」
「姫………俺の姫が……」
クラスメイトからファンクラブまで――…杏樹の死を悲しむ人でいっぱいだった。
「杏…ッ…樹……イヤァ……」
泣きすぎて一人では立っておられずに、悠に支えてもらっている松沢…。


