携帯で呼び出すと、体育館内まで戻って来る。
体育館後方の隅にいる俺を見つけた瞬間―…
「あ〜〜♪」
パッと嬉しそうな笑顔になり、駆け寄って来た。
『あーもー……可愛すぎる……』
なんて考えていたら――……。
手を広げた俺の傍を通り過ぎ―…後ろにいる咲姉に飛び付いた。
「・・・・・・。」
「咲さ〜ん♪」
「杏ちゃ〜ん♪」
俺に構わず、二人でニコニコと笑い合ってる。
「陸、かわいそうに……(笑)」
咲姉が、クスクスと勝ち誇ったような笑い声を上げて俺を見る。
「あれま…陸いたの?」
キョトンとしてやがる杏。
たった今、俺がいたことを知ったみたいだ。
さっきの笑顔は、咲姉に向けてのモノだったワケね……(泣)
体育館後方の隅にいる俺を見つけた瞬間―…
「あ〜〜♪」
パッと嬉しそうな笑顔になり、駆け寄って来た。
『あーもー……可愛すぎる……』
なんて考えていたら――……。
手を広げた俺の傍を通り過ぎ―…後ろにいる咲姉に飛び付いた。
「・・・・・・。」
「咲さ〜ん♪」
「杏ちゃ〜ん♪」
俺に構わず、二人でニコニコと笑い合ってる。
「陸、かわいそうに……(笑)」
咲姉が、クスクスと勝ち誇ったような笑い声を上げて俺を見る。
「あれま…陸いたの?」
キョトンとしてやがる杏。
たった今、俺がいたことを知ったみたいだ。
さっきの笑顔は、咲姉に向けてのモノだったワケね……(泣)


