地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ

半分泣きベソ状態のあたし…。

じいちゃんのバカぁ〜〜〜!

お父さん達は、勉強は大学に入ってからで良いよって言ってたのにィ〜!!

高校生活は存分に楽しみなさいって言ってくれたのにっ!!



「う゛ぅ゛〜〜〜……」

眉をハの字に下げて唸る。


「……そんなには手伝わせないから。杏には出来る範囲の仕事しか頼まないから安心しろ」


微笑みながら、ポンポンと頭を撫でられた。


「ホント……?」

じぃーっと席の隣に立つ陸を見上げる。


「本当。…今までがそうだっただろ?」

「うん……………」

コクリと頷いた。


「杏じゃなきゃ、この仕事はいつまでも終わらねぇんだよ…。頼むからちょっと手伝ってくれ」


懇願するような表情の陸に、もうイヤだとは言えず…少し微笑みを返す。




その瞬間。



「陸さ〜〜〜ん!!」


誰かが陸に抱き着いた。