地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ

――杏樹Side――


昼からは、のんびりと過ごし気づけば夕方。


「そろそろ帰って来るかもね」

「そっか…」


ソファーでひざ枕中の陸の髪を撫でた。



「……なんか一日中イチャイチャしてたような気がする」

「良いんじゃね?普段しねーじゃん」

「……いつもしてない?」


(↑その通り)



「気にすんな♪気にすんな♪」

「……っ…ちょっ!?何脱がしてんの!?」


寝転んでいたはずの陸が起き上がり、あたしの服に手を掛け始めてる。



「はい、ご開帳♪」

「ギャー!?いつの間に!?」


……ありえない。真昼間からっ!!


「昨日ぶりだな♪いただきます」

「コラッ!!…ありえないからっ」


ご機嫌の陸の頭を必死に、あたしから引きはがす。




その瞬間――……



「「杏樹〜?ただいま〜〜」」


両親の声が聞こえた。