地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ

「あ〜風呂楽しかった♪」


超ご機嫌な様子で、あたしの頭をタオルで拭く。


「もう絶対一緒にお風呂入らないもん…」

「また入ろうな。杏ちゃん?」


ニッコリと微笑まれた。

………悪魔だ。大悪魔だ。


ポーッと…体がフラフラしたまま…ドライヤーを持ってくる。


湯舟に浸かり過ぎたな…。


ぺたんと陸の隣に座り込んで、プラグを近くのコンセントに差し込み……先に陸の髪を乾かしてあげた。

続けてあたしも、陸に乾かしてもらう。



温かい風が当たり……物凄く眠気を誘った。

だって……めちゃくちゃ気持ち良いんですもん…。



「杏…?終わったぞ?」

「ん〜…ありがとう……」


ウトウト状態で、ドライヤーをなおす。


「眠たいのか?」

コクリと頷いた。