地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ

襲ってくる波に耐えられなくなり、陸の首を腕を巻き付けて…ピッタリとくっついた。


「もう…っ……やめて……」


ハァ…ハァ……と息が上がる。


「…気持ち良かったんだろ?」

「違…うっ………」

「じゃあ…これは?」

「!?………やっ……だめっ…」



お湯の中で、陸の指先が動き回ると比例して……あたしの口から恥ずかしいほどの甘い声が漏れていった。


「ど?杏が弱いとこはバッチリ覚えてるから」


余裕な陸はニコニコ笑ってあたしを翻弄する。

浴室だから…余計に響いて羞恥心を煽るんだ。




「気持ち良かった?」


陸の手がとまった頃には、あたしはグッタリと陸の胸に寄り掛かっていた。


『違う!!』と叫びたかったけど、そうすると…さらに危ない状況になりそうだったから、コクリと頷くしかない。