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「杏って…本当にブリブリ系ダメなんだな」

「まぁ…無理だね。鳥肌立つよ」



というかですね………。


「なんで陸があたしの部屋にいるの!?」


あたしのベッドに悠々と座ってる陸に怒鳴り付ける。


「なんでって……杏ちゃんの着替えを手伝うため♪」

「一人で着替えられますから出てって下さい」


入口のドアを開けて誘導してあげるが―…。


「恥ずかしがることないだろ?早く脱げ。…脱がせてやろうか?」


全く聞く耳を持たない。



「変態は早く出てってよ」

「旅行の時みたいに脱がせて欲しいってか?…仕方ねぇなぁ…」


話噛み合ってないし…。



「もういいや…別の部屋で着替えて来る」


着替えの服だけを持って、自室を出た。