地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ


花火大会の会場に着くと
人、人、人!!


去年同様……人だらけ。


花火は好きだけど…人混みは苦手……。



はぐれないように、手は繋いでるけど……周りの女性からの視線が痛い。




「ちぇっ…彼女いるみたい」

「いーなーあんなカッコイイ彼氏〜」

「紳士そうだもんねぇ〜」



カッコイイとは思いますが、紳士ではありません。全く!!

ただの変態俺様野郎です。


心の中で言葉を返しながら、花火が見れる場所を探す。


「杏…露店は良いのか?」

「あ…忘れてた。行って来る!!」


手を離して、買いに行こうとしたんだけど…


「……絶対ナンパされるからついて行く」


と言って手を離してくれない。