6月にあった合宿も終わり、7月になった。


あと数日で夏休みになる。


そんなある日の放課後―――…




「陸っ……ダメ……人来ちゃうよ……」


「大丈夫だろ?……ちょっと触るだけだし」


「待って………ッ……」


「もう待てない」


ネクタイを取られ…シャツのボタンは外されて全開……。


「ダ…メ……ッ……」


下着を上にずらし、夢中であたしの胸を様々な形に揉む陸―…。

唇からは、熱い吐息と甘い声が漏れていく。


教室の壁に体を押さえ付けられ、冷たい壁と熱い体が対照的になっていった。



「…ダメと言う割には、気持ちよさそうにしてんじゃん?」

「…………ッ……!」


楽しそうに、あたしに触れて来る陸…。