雑鬼から視線を外し、上を見上げる。
「杏…」
「なにやって………!?」
座り込んでいる俺に目を向けた瞬間、杏が目を見開いた。
えー……雑鬼がいるからな。
「…なるほど。アンタの仕業ね」
杏の周りの温度が氷点下になったような気がする。
『なんでっ……神崎一族がここにいるんだよ!?』
「・・・・・(怒)」
無言の杏樹ちゃん……怖い。
めちゃくちゃ睨み付けてる。
『なんでそんなに怒んだよ!?“たかが”ちょっと霊力のある人間だろっ…!』
「……たかがァ〜?」
『ヒィっ…!!』
氷点下に加え……雷鳴まで轟き出した。
『許してくれっ……ちょっとした悪戯だろ??』
「・・・・」
『頼む…神崎っ……!』
「問答無用」
パチンっと指を鳴らした瞬間…
雑鬼の体が木っ端みじんに弾け飛んだ。
「杏…」
「なにやって………!?」
座り込んでいる俺に目を向けた瞬間、杏が目を見開いた。
えー……雑鬼がいるからな。
「…なるほど。アンタの仕業ね」
杏の周りの温度が氷点下になったような気がする。
『なんでっ……神崎一族がここにいるんだよ!?』
「・・・・・(怒)」
無言の杏樹ちゃん……怖い。
めちゃくちゃ睨み付けてる。
『なんでそんなに怒んだよ!?“たかが”ちょっと霊力のある人間だろっ…!』
「……たかがァ〜?」
『ヒィっ…!!』
氷点下に加え……雷鳴まで轟き出した。
『許してくれっ……ちょっとした悪戯だろ??』
「・・・・」
『頼む…神崎っ……!』
「問答無用」
パチンっと指を鳴らした瞬間…
雑鬼の体が木っ端みじんに弾け飛んだ。


