ベッドの上に着替えの服を置いたまま…あたしの傍まで来る。


「柚莉さん…服着ないの?」

「やっぱり黒ビキニは、杏樹にはエロ過ぎたかなぁ…」

「はい?」

「滝本君妬いたでしょ?」

手を頬に当てて問い掛けられた。


「いつ?どこで?」

「……わかってないのね。自分の彼女がこのカラダなら、ヒヤヒヤするわよね」

「柚莉?言ってる意味がわかん………ひゃあ!?」


ムニュムニュ…と下着の上から揉まれる。


「これだけあれば、滝本君は喜んでるでしょうね…」

「陸が喜ぶ?」

大人の世界はわかりません。


相変わらず…大量のハテナマークは消えずに着替えを済ませた。


最後にネックレスを付けて…部屋を柚莉と出る。