柚莉と話していると、携帯が鳴った。
「電話?」
「うん、噂の彼からだ」
行ってらっしゃいと手を振られて教室を出る。
通話ボタンを押すと、優しい声が聞こえて来た。
《杏?今どこいんの?》
「教室を出たところ。どうかしたの?」
《あぁ…弁当の礼言ってなかったからな。今日も美味かったぞ》
「そう?ありがとう」
自然と顔が緩む…。
《あのさ…》
「うん?なーに?」
《始業式の時の落雷……杏の仕業だろ?》
「・・・・よくわかったね」
《マジで杏が落としたのかよ(笑)》
ゲラゲラと爆笑する声が聞こえた。
「だって、あまりにもうるさかったし……先生達も困ってたから」
《晴れた空に、あんだけの雷はねぇだろ?》
「静かにはなったじゃん。式もスムーズに進んだし…」
「電話?」
「うん、噂の彼からだ」
行ってらっしゃいと手を振られて教室を出る。
通話ボタンを押すと、優しい声が聞こえて来た。
《杏?今どこいんの?》
「教室を出たところ。どうかしたの?」
《あぁ…弁当の礼言ってなかったからな。今日も美味かったぞ》
「そう?ありがとう」
自然と顔が緩む…。
《あのさ…》
「うん?なーに?」
《始業式の時の落雷……杏の仕業だろ?》
「・・・・よくわかったね」
《マジで杏が落としたのかよ(笑)》
ゲラゲラと爆笑する声が聞こえた。
「だって、あまりにもうるさかったし……先生達も困ってたから」
《晴れた空に、あんだけの雷はねぇだろ?》
「静かにはなったじゃん。式もスムーズに進んだし…」