誕生日には花束を抱えて【完】

神崎が正平のものになってしまうことを、オレは恐れていたんだ。


















ずっと――。




そして、今も。








それから、オレは正平を避け始めた。


こんなに卑怯で最低なオレは、正平の親友でいる資格がないからだ。


中学からずっと一緒にいたが、こんな状況は初めてだった。