そして最後の夜。 もうみんな、 私を茶化したりはしなかったけど、 私が幸のことが 気になってぃることを 分かったらしく、 色々聞いてきた。 それがもう嫌ではなかった。 『上手くいくとぃいなぁーっ』 『頑張って! まじで応援してるからっ!』 私が幸の話をして 赤くなるたびに みんながキャーキャー、 歓声をあげる。 そんなこんなで、 ふと時計を見ると真夜中だった。 すると急に 友達の一人、瑞穂が トイレに駆け込んだ。