どうしよう。 昨日に戻れたらなぁ。 いや、戻れないけどさ。 「とりあえず、俺も何にも考えてなかったわけじゃない」 腕組み偉そうに話す純君。 「??」 何も考えてなかったわけじゃない……?? 「マスコミへの対応と侑姫ちゃんの避難場所くらいは考えてある。けど、他にもっといい考えが今思い付いたんだ」 ニヤっと笑って兄貴をガン見。 まぁ、純君のアイディアはかなり期待できる。 だってアタシのマネージャーだもん! 頼りになるったら。