「んー、金が貯まるまで。今俺無職だから!!」 無職だから無職だから無職だから…… 頭の中でリフレインする。 「けっ、景気が悪いとかその、何かよくわかんないけど……今流行りの就職先が無いってヤツ!?」 車に乗り込みながらびっくりする。 「流行りって……」 純君が突っ込もうとしたところに乗ってくる兄貴。 「そうそう!!俺、流行に敏感だから」 ギャハハって笑う辺り、やっぱりアタシにそっくり。 はぁ―…って運転席からは大きなため息。 まぁ、在る意味純君から一番遠い人間よね、うちの兄貴は。