―14世紀・フランス―
森の中へと消えて行ったジャンヌを見届けた俺は、ミカエル達が喋り出すのを少し待った。
しかし、ミカエル達が、中々喋り出さなかったので、俺からミカエル達に語り掛けた。
『お〜い…ミカエル〜?』
『聞こえてっかぁ?』
『ジャンヌならもう居ねぇから、普通に話して平気だぞ〜。』
すると、俺の言葉を聞いたミカエル達がやっと喋り始めた。
『お〜、ジャンヌちゃんゴメンゴメン』
『実はさぁ、さっきよりも大分通信状況がよろしく無くてさぁ〜。』
『今は、僕達からそっちの映像が、映ったり、映らなかったりでさぁ〜。』
『そんな事だろうと思ったよ。』
『それより、どうだった?』
『どうだったって何がだよ?』
『何がって、そりゃ〜“僕の大天使の演技に決まってるじゃないか』
『いや〜自分で言うのもなんだけど、中々の出来でさぁ―』
すると、自分の演技の事を、自慢げに話すミカエルを押し退ける様にして、今度はカトリーヌが俺に話し掛けてきた。
『ジャンヌ聞こえる』
『あぁ良く聞こえてるよ。カトリーヌ』
『ジャンヌ、さっき凄い物音がしたけど大丈夫?怪我とかしてない?』
『あぁ俺は健康そのものだよ』
そんなやり取りをしながら、俺は会話を本題に戻した。
『最初は、マジでビビったよ〜。』
『突然、ワームホールを潜ったら14世紀だもんな〜。』
『でも、なんで行けない筈の“過去”に来てんだ?俺?』
『確か、ミカエルの話しだと、“タイムマシンとかで時間移動出来るのは未来だけ”の筈じゃ無かったのか?』
『まぁ、良いか無事に帰れるんだし』
『………』
森の中へと消えて行ったジャンヌを見届けた俺は、ミカエル達が喋り出すのを少し待った。
しかし、ミカエル達が、中々喋り出さなかったので、俺からミカエル達に語り掛けた。
『お〜い…ミカエル〜?』
『聞こえてっかぁ?』
『ジャンヌならもう居ねぇから、普通に話して平気だぞ〜。』
すると、俺の言葉を聞いたミカエル達がやっと喋り始めた。
『お〜、ジャンヌちゃんゴメンゴメン』
『実はさぁ、さっきよりも大分通信状況がよろしく無くてさぁ〜。』
『今は、僕達からそっちの映像が、映ったり、映らなかったりでさぁ〜。』
『そんな事だろうと思ったよ。』
『それより、どうだった?』
『どうだったって何がだよ?』
『何がって、そりゃ〜“僕の大天使の演技に決まってるじゃないか』
『いや〜自分で言うのもなんだけど、中々の出来でさぁ―』
すると、自分の演技の事を、自慢げに話すミカエルを押し退ける様にして、今度はカトリーヌが俺に話し掛けてきた。
『ジャンヌ聞こえる』
『あぁ良く聞こえてるよ。カトリーヌ』
『ジャンヌ、さっき凄い物音がしたけど大丈夫?怪我とかしてない?』
『あぁ俺は健康そのものだよ』
そんなやり取りをしながら、俺は会話を本題に戻した。
『最初は、マジでビビったよ〜。』
『突然、ワームホールを潜ったら14世紀だもんな〜。』
『でも、なんで行けない筈の“過去”に来てんだ?俺?』
『確か、ミカエルの話しだと、“タイムマシンとかで時間移動出来るのは未来だけ”の筈じゃ無かったのか?』
『まぁ、良いか無事に帰れるんだし』
『………』