―ユリウス歴1425年―
―ドンレミ村・出口―
俺は様々な想いを胸に、ローの下へとたどり着いた。
ローは出口の壁に寄り掛かり、走ってきた俺を出迎えた。
『意外と速かったねそんなに速く俺に会いたかった?』
『んな訳ねぇだろ?』
『んで?例の足止めの方は?』
『多分大丈夫だ。』
『そっかなら善かった。』
『んじゃ行くとするか』
『ああ。』
『あそうだ。ロ、ロー?』
『ん?どうした?』
『い、いや…やっぱ善いや。』
『何だよ〜。そう言われると無駄に気になるじゃん。
(今はまだローに聞くのは速いかな。)
俺はローに俺がこれからどうすれば善いのか。
この時代のジャンヌを救っても善いのか。
そしてそれはどうしたら出来るのかを聞こうとしたが、敢えて今は聞かない事にした。
そして俺はローに別の話しを振った。
『なぁ?ロー。』
『ん?』
『これから向かうお前の子供達の居る村って遠いのか?』
『いや。そんなに遠くは無いよ』
『歩いたらどんぐらいで着くんだ?』
『ん〜そうだなぁ。この剣の話しが終わる頃には着くんじゃねぇか?』
そう言ったローは自分の背中に背負っていた剣を鞘ごと俺に見せてくれた。
“ガシャン”
『この剣の話し?』
『しっかし。この剣想像してたよりも大きいなぁ。』
剣の大きさは俺の身長と保々同じ位。おそらく140cm位は有るだろ。
それに加えて剣の太さ。剣の横幅はおそらく俺の腕3本分位の太さ。
―ドンレミ村・出口―
俺は様々な想いを胸に、ローの下へとたどり着いた。
ローは出口の壁に寄り掛かり、走ってきた俺を出迎えた。
『意外と速かったねそんなに速く俺に会いたかった?』
『んな訳ねぇだろ?』
『んで?例の足止めの方は?』
『多分大丈夫だ。』
『そっかなら善かった。』
『んじゃ行くとするか』
『ああ。』
『あそうだ。ロ、ロー?』
『ん?どうした?』
『い、いや…やっぱ善いや。』
『何だよ〜。そう言われると無駄に気になるじゃん。
(今はまだローに聞くのは速いかな。)
俺はローに俺がこれからどうすれば善いのか。
この時代のジャンヌを救っても善いのか。
そしてそれはどうしたら出来るのかを聞こうとしたが、敢えて今は聞かない事にした。
そして俺はローに別の話しを振った。
『なぁ?ロー。』
『ん?』
『これから向かうお前の子供達の居る村って遠いのか?』
『いや。そんなに遠くは無いよ』
『歩いたらどんぐらいで着くんだ?』
『ん〜そうだなぁ。この剣の話しが終わる頃には着くんじゃねぇか?』
そう言ったローは自分の背中に背負っていた剣を鞘ごと俺に見せてくれた。
“ガシャン”
『この剣の話し?』
『しっかし。この剣想像してたよりも大きいなぁ。』
剣の大きさは俺の身長と保々同じ位。おそらく140cm位は有るだろ。
それに加えて剣の太さ。剣の横幅はおそらく俺の腕3本分位の太さ。