驚いた顔をしていた青年は、我に返って遥野に声をかけようとする 「見つけたぞ、ケージ!!!」 「ヤバッ、見つかった。悪い、後で責任とるから!!」 そう言い残して、青年は走り去ってしまった 「なんなのよ・・・!」 最悪、としか言い様のないこの状況 遥野はその日、見事に遅刻したのだった