「これからよろしくね?結音さん」

「あ、、、はい、、、。」

いや、、、学校やめたくない、、、。


    あたしは、道具ですか?会社のためなら、、あたしは、どうでもいいんだね、、、。


ポタポタ、、


「結音?どうしたの?」

「ふっ、、、うぅ~~」

あたしは、泣き出してしまった。

「わ、たし、、がっこ、、辞めたくないです、、ふっ、、うぅ、、、」

「あなた、、何を言い出すの?!」

つい本音を言ってしまった、、、でも、、これがあたしの気持ち。何一つ嘘は、ついていな い、、。それにあたしが、白金学園を選んだ理由は、お母様から逃げ出したいと思ったから、、


「あたしは、道具ですか?会社をよくするためだけの、、、。あたしは、道具じゃない、、。」


    パンッ


「!!!」

「何を、言い出すのかと思ったら、、そんなこと?私は、結音を道具なんて思ったことないわよ?私はあなたのためを思って「じゃあ、、、なんで?あたしは、いつも一人ぼっちだった、、暗い夜も、、、あの誘拐されかけたときのことを思い出し夜も眠れなかった日だってあった、、なのに次は、あたしから学校まで奪う、、、あたしには、かけがえのない友達や愛する人もできた、、、その人たちを失うことになってしまう、、、そんなの、、そんなの絶対に嫌っ!!だからあたしは、藍薔薇さんと婚約できません!!」

「結音、、、。分かったわ、、、あなたが、そんなことを思っていたなんて、、知らなかったわ、母親として失格ね、、、。藍薔薇さん、、申し訳ありませんが、今回のお話は、なかったということで、、。」

「お母様?!」

「あ、そのようですね、、。分かりました、、父にも伝えておきます、、、、と、素直に俺が、言うとおもうか?何が、今回の話は、なかったことにだよ、、、俺は、初めは、婚約なんてと思ってたけど結音に一目ぼれした、、だから無理にでも婚約してもらうからな、、。」

「藍薔薇さん?え?」

お母様が、びっくりしてる、、。そりゃそうだよね、、、あたしでもびっくりしてるもん、、藍薔薇さん声も変わってるし、、、、助けて、、樹、、、。

「これが、俺の本性なんで、、よろしくお願いしますね?ぜってェにがさねえよ?結音?」