「えっと、、、何から話しましょうか、、、。」

うーん、、、

「じゃあ、、、樹があたしのパートナーって本当なの?」

「えぇ、、。結音のパートナーは、樹よ?で、でも、、、。」

でも、、何だろう?

「まぁいいわ時が来たら話すわ、、。」

ん?なにそれ?

「この学園は、普通科と執事科があるの。」

執事科?何それ?

「普通科は、女子、、。で、、執事科は、男子が、入るところよ、、。」

へぇ、、なるほど、、。

「執事科の生徒つまり男子は、普通科の生徒つまり女子をご主人様としてそのご主人様に従わなければならないの、、。」

ふーん、、ってなんかおかしくなってきた、、。

「それがパートナーってことよ、、、でも例外があるの、、」

例外?なにそれ?

「毎年この学園で、クイーンとキングをきめる選挙があるの、、クイーンになった生徒は、生徒会長に、、キングになった生徒は、副会長になるの、、。」

つまりは、生徒会役員選挙的な感じかなぁ?

「その、選挙は、候補がいるの、、まず、入学式で、代表として前で、演説を行った者(それまで何も知らされていない)とそのパートナー、、そしてまだパートナーが誰か知らされていない者のみその選挙に出れて、、クイーンやキングになるの」

「えっと、、、ちょっと待って!!もしかしてそのうちの一人って、、、。」

「えぇ、、あなたよ神崎結音さん!!」

ちょっと待って、、あたしそんなの聞いてないよぉ、、、。