オレの宝物。それは君の笑顔【完】

しばらくすると、


「セ、ン、パ、イ」


突然、メグミちゃんが現れた。


「約束どおり、来ちゃいました~」

「約束だと~? いったい、何の約束したんだよ~」


いつの間にか、丈治がオレの隣りにいた。


「ご、誤解するなよ。メグミちゃんは、映画を見に来ただけで」

「『メグミちゃん』~? いつの間に、そんなに仲良くなったんだよ~」

「バカ、声がでかい」


オレは慌てて丈治の口を塞いだ。


そして。


ほんとになぜだろう。


さっきまではいなかった香奈ちゃんが、また、いた。