玲子から友人でとの言葉を信じた俺は少しホッとしていた・・

玲子の強い香水がついてしまったが千佳は気づくだろうか・・


だが千佳は何も言わない・・気づいていないのか?

それとも・・


俺は何も言わなかった・・



*******


「ねぇ・・信也さん・・」


「・・その・・お仕事忙しい?」

「ああでも、暫くしたら落ち着くから・・」


「そう・・ああ・・そういえば信也さんの友人て人から電話があったわ・・」


「えっ?誰?」

「まことさんていってた・・」


「まこと・・ああ大学時代の友人だ・・」


「そうなの?実は今度夫婦で遊びにきてですって・・」


「へぇ~珍しいな・・」