後悔の後・・

キャリアウーマンの美人が玲子に水をバシャリとかけながら・・


「あんた・・私のこと覚えていなかったのね・・でも私は忘れてなかったわ・・・私から仕事と男を両方奪ったこと・・あんたがまだ令嬢の肩書き持ってるとき、私は必死に頑張ってキャリアを積んでたのに・・あんた気まぐれで私の男を誘惑して、奪ってそれに文句言った私をクビにするように裏で手を回したのよね・・誘惑に乗った男に未練はなかったけど、仕事まで・・」


玲子は記憶をたどった・・そういえば・・・ちょっとタイプだった男を誘惑した・・だがなかなか落ちなくて、しまいには出世に響くことで脅してものにした・・そして彼を返せと迫った女を目ざわりと思い、彼女の上司に何とかしろと言った・・。




「昔の事でしょ?結婚してたわけじゃなし・・」


「はっ!あんたどこまで自己中なわけ?」