その日の夕方、千佳が来ていつもどうり看病してくれた・・ここに高谷が来たことは知らないのだろう・・・



「なぁ・・・千佳・・俺が退院したら・・お前はこれからどうするんだ?」



「・・・・貴方が退院して、私自身がもう心配ないと判断できたら・・高谷さんのとこに戻るわ・・」




「・・・・そうか・・・なぁ、千佳・・キミはあの本城高谷を愛してるのか?」




「・・・ええ・・あの人を愛してる・・」



「そうか・・・」




千佳・・・それは本心か?それとも違うと考えて自惚れていいのか?