後悔の後・・

「・・・・もう昔のことよ・・・忘れていて当然よ・・」


「君のよさに気づくのが遅すぎた・・後悔してる・・でもこれだけは信じてほしい君と結婚してから・・玲子と再会してからも君を裏切ることはしていない・・不安にさせたのは事実だ・・あの夜のことは・・言い訳はしない・・」


「・・・お互い・・別の道を歩き始めたんだもの・・・忘れましょう・・幸せになって・・貴方はもういちど玲子さんと・・」


千佳は知らないのか？


「玲子とやり直すことなんてありえないよ・・・縁をきりたくて会社まで辞めたのに・・」

「えっ？信也さん、そんな・・会社を辞めたの？それじゃ今・・」


「君が二度目の事故にあってから、会社を辞めたんだ・・玲子と関わりたくないし、一からやり直す形で違う会社に就職したんだ・・引越しもしてこの近くに住んでる。」


千佳は驚いていた。