後悔の後・・

俺は千佳にまとこが玲子に好意を抱いていたことと実家の援助をえさに利用されたことを話した。


「そう・・まことさんが・・」

「千佳が酷い悪妻だと吹き込まれていたらしい・・君が流産して死に掛けたことをしり、騙されていたことに気づいて後悔しているといったが・・俺はまことが許せない・・あいつは玲子が好きだったらしい・・俺と昔付き合っていたときから・・それと俺にコンプレックスを持っていたらしくて・・・その矛先が君にむいてしまったんだ・・すまない・・」


「・・・・」


「それと君とは幼いころあっていたんだね・・・お爺さんから聞いたよ・・・」



「えっ？」

「シン君・・そう呼んでくれたのは千佳だったんだね・・・忘れていてごめんよ・・」