「……んっ」


首筋に唇を押し付けられたように作られた赤いキスマークは、きっとこれからも消えて無くなることはないのだろう。




「梢、愛してる」


「うん……」




そして私たちはその日の夜、最高に甘い時間を過ごした。


この時間はずっと続けばいいのにと、ベッドの中で奏多と結ばれながら思っていた。




―――――…