「え?」


「私、柑菜の親友でほんとによかった」


「……うん。私も梢が親友でよかった」


「うん」


「これからもずっと親友で居ようね」


「うん」




こうして私たちは、仲直りすることが出来た。


そして柑菜は、"用がある"と言ってそのまま帰って行った。




最後に交わした"バイバイ"を、私はきっと忘れないだろう。