「……やっぱり問題になったか」


テレビの画面をジィーッと見据える奏多。




「……これからどうするの?」


「とりあえず、会長の所に行ってくるよ」


「……そう」


「梢は学校どうするんだ?」


「……行きたくない」


「そっか……まあこんな状況だもんな。そんな状況で学校なんか行ける訳ねーか」