柑菜が駆け寄ってきた。



「……おはよ」


私はそのまま席に着いた



「ちょっと、どうしたの?」


柑菜は私の顔を覗き込み言った。




「……なんでもないよ」

私は小さく答えた。




「そう?ならいいんだけど……」


柑菜は不安そうな顔をした。