【続】私の旦那様はエリート社長?!

私は紫音君に視線を向けた。




「お前見てるとさ、なんか守りたくなるんだよ。……兄貴はきっと、お前のそんな所に惚れたんだろうな」


紫音はそう言って優しく笑った。




「紫音君……」


でも、その後の紫音君の表情はすごく弱々しかった。




「お前は俺の大事な家族なんだ。あんな風に言われて悔しかったんだよ」