「うるせーっ。お前だって素直じゃないくせに」
紫音君はそう言って私の頬を突っ突いた。
「うるさいなあ。素直じゃなくたっていいもん」
私は拗ねたように頬を膨らませた。
「まっ、兄貴はきっとお前のそんな所を好きになったんだろうな」
紫音君は少しどんよりと曇った空を見つめながらそう言った。
「……え?」
紫音君はそう言って私の頬を突っ突いた。
「うるさいなあ。素直じゃなくたっていいもん」
私は拗ねたように頬を膨らませた。
「まっ、兄貴はきっとお前のそんな所を好きになったんだろうな」
紫音君は少しどんよりと曇った空を見つめながらそう言った。
「……え?」



