【続】私の旦那様はエリート社長?!

「気にすんな。別にかばった訳じゃないから」


紫音君はそう言うと、私の隣りに寝っ転がった。




「……紫音君」


"かばった訳じゃない"と紫音君は言ったけど、私にとってはそれでもすごくありがたいことだった。




「勘違いすんなよ。俺はお前のためにあんなこと言った訳じゃねーから」


紫音君はそう言って私から目を反らした。