【続】私の旦那様はエリート社長?!

「……え?」


紫音君をジィーッと見据える。




「……お前は誰も裏切ってない。例え裏切ったとしても、それはしょうがないことだと思う」


紫音君は新聞記事を見つめながらそう言った。




「……しょうがないこと、だったのかな?」


私はみんなを裏切ったことになるよ。




「ああ。それはしょうがないことだ」