【続】私の旦那様はエリート社長?!

「……追いかけねーの?アイツ、"親友"なんだろ?」


紫音君は私をジィーッと見つめてそう言った。




「……私にはもう、柑菜の親友で居る資格なんてない。私は親友も学校のみんなも家族も、みんな裏切った」


こんな私を、親友になりたいなんて思う人もう居ないよ。




「裏切った訳じゃねーだろ!!」


紫音君は声を荒げた。