【続】私の旦那様はエリート社長?!

でもバレたら退学っていうのがイヤで、ずっと言えないままだった。


言いたかったけど、それが怖くて言えなかった。




「……梢のバカッ。梢なんかもう親友でもなんでもない!!」


柑菜はそう言うと、泣きながらどこかへ走って行った。




「…………」


私は俯いて唇を噛み締めた。




「……梢、いいのか?」