【続】私の旦那様はエリート社長?!

奏多が不思議そうな顔をする。




「……奏多から、キスして欲しかった」


私は小さく呟くと、そのまま部屋をあとにした。




じょじょに顔が赤くなっていくのが分かる。


……頬がいつもより熱い。




「……はあ」


ソファーに座って、ため息を零した。




もう……なんであんなこと言っちゃったんだろう。