「おはよー奏多」


朝ご飯の準備をしていると、奏多が寝室から出てきた。




「ん。……おはよー梢」

奏多は眠そうにそう言った。




「朝ご飯、もう少しで出来るから待っててね」


私は朝ご飯の準備をしながらそう言った。




「……ん」


私は奏多に淹れたてのコーヒーを渡した。