【続】私の旦那様はエリート社長?!

そんな風に考える度、胸がチクッと痛くなる。


奏多が私の側から離れて行くのが怖い。




奏多が居なくなったら、私はどうすればいい?


……独りぼっちに、なっちゃうよ。




「……一人にだけは、なりたくない」


私にはもう、奏多しか頼る人が居ないんだもん。



大好きだったお父さんは……もうここには居ないから。