【続】私の旦那様はエリート社長?!

詩織さんの言葉が、まだ頭の片隅に残っている。

詩織さんが言ったあの言葉は……きっと、正しいのかもしれない。




私なんかに、奏多を支えることなんてムリなのかもしれない。


私と奏多は住む世界が違うし、価値観や考え方だって違う。




大人の奏多に比べたら、私はまだまだ子どもだ。

……そんな私に、奏多を支えるなんてムリがあるかもしれない。