【続】私の旦那様はエリート社長?!

「はっ?」


「頼む。……もう俺たちの前に現れないで欲しいんだ」




そう言って頭を下げた。



「……わざわざ、そんなこと言うためにここに来たわけ?」


詩織が冷たい視線を俺に向ける。




「ああ」


「……"イヤだ"って言ったら?」




詩織がニヤリと笑う。