「食べよっか」


「うん。いただきます」



私たちは朝ご飯を食べ始めた。




「どう?」


「おいしいよ」


「本当?よかった」


「梢さあ、前よりも料理上手くなったな」




奏多がコーヒーを啜りながら言った。




「え?本当?」


「うん」


「ありがと」