奏多はいつも自分をコントロール出来なくなる。



「……あっ」


ぐっと、奏多の体が重なる。




奏多の動きが激しくなる度、気付いたら私は何度も奏多を求めてしまっていた。


……それが、何度も奏多の理性を飛ばしていたこととも知らずに―――




「ん……っ」


奏多の汗ばんだ背中に、ギュッとしがみつく。