それはある日のことだった。




ピーンポーン


一人で勉強をしていると、突然インターホンが鳴った。




「……ん?」


誰だろう?




ピーンポーン


未だに鳴り続けるインターホンに、少し違和感を感じた。




……奏多が帰って来たんじゃないかって、思ってしまう。